この記事では『優越コンプレックス』について説明していきます。
もう一つのコンプレックスである『劣等コンプレックス』については、以下の記事をご参考ください。
↑の記事内容の続きになります!
こんな人におすすめ!
・身近に『やたらと自慢してくる人』がいる
・周りの人がなんで自慢をするのか、あまり理解できない
この記事を読むと‥‥
・自慢してくる人はなんで自慢してくるのかが分かる
・『優越コンプレックス』について理解できる
身近にこんな人がいたら‥
わたしたちの周りには様々な人がいます。
その中にこんな人と会ったことはありませんか?
俺が昔に対応したトラブルでさ、〇〇の対応をするのがめっちゃ大変だったんだよ。
その時は部長や課長も巻き込んでやらないといけなかったから余計に大変でまいっちゃうね。
でもなんとか解決できたし、部長のお墨付きも貰えたからよかったよ!
あの時は楽しかったなぁ〜
実は、こちらの例は私の上司の話です。
一見すると普通の会話に見えますが、これがまさに優越コンプレックスを表しています。
優越コンプレックスとは
自分よりも立場が上の人や有名人を利用したり、自分のやってきた事をわざわざ言葉にして自慢することで『自分には価値があるんだ』ということを周囲に知らしめる事を『優越コンプレックス』と言います。
つまり、過去の栄光や、権力者とも付き合いがあるという事を自慢げに話してくるような人は、自分に自信が持てない(劣等感を持っている)事を認めないために、自分の優れているところをアピールして、自信があるように振る舞っていると考えます。
先ほど挙げた私の上司も、普段はかなり強気に振る舞っていますが、何か問題が起きると途端に心配性になり、例のような自慢話を繰り出すようになっていました。
本当は自分や自分がやった事に対して、自信を持てていなかったんだと思います。
どうやったら優越コンプレックスに対処できる?
逆にあなたが、普段何気なく話すときに『優越コンプレックス』のような状態に陥っているとしたら、どうしたら良いのでしょうか?
確かに、過去の栄光を人に話すと「すごい!」「さすがですね」と言ってもらえたりするので話をしていて気持ちがいいと思います。
ただし、相手からすると頼んでもいないのにあなたの凄さをアピールされたとしても、リアクションに困ってしまうのではないでしょうか。
もし改善したいと考えているのであれば『なぜ自信を持てないと思ってしまうのか』と考えてみると、じゃあどうしたら良いのかという改善案が出てくると思います。
変わりたい気がついた時に、立ち止まって考えたことを、実際に行動に起こす事がとても大切だと思います。
まとめ
優越コンプレックスとは、自分に自信が持てないゆえについついやってしまう行為になります。
改善するには、なぜ自信を持てないのかを振り返る事が大切です。
他にも、アドラー心理学には自身の振り返りに使える考え方があるので、他の記事もご参考ください!