タイプ論についてざっくり解説 【人の正確にはパターンがある!】

『あなたの性格について説明してください』 と面接の場などで言われることがあるかと思います。
そんな時にスラスラと言えれば良いのですが、自分の事をわかりやすく説明することは意外と難しいとは思いませんか?

トイロー

確かに難しいけど、なんとなくでよければ説明できればそれで良いんじゃないの?

ジューニン

なんとなくでも良いんだけど、正しく理解できていると「ちょっと思っていたのと違ったな」と思う機会が減らせるようになるよ!

正しく性格について理解することで、自分の考え方のクセや、治したいけど治せない行動をなぜとってしまうのかがわかるようになります。

トイロー

性格について理解するって言っても、なんだか難しそう‥‥

ジューニン

ユング心理学の『タイプ論』に当てはめて考えてみるとわかりやすいよ!

性格を正しく理解するための考え方として有名なのが、ユング心理学の『タイプ論』になります。

タイプ論は、性格分析ツールで有名な『MBTI診断』のベースにもなっているくらいよく使われる考え方です。

詳しく解説していきます!

こんな人におすすめ!

・みんなといる時の自分と、一人の時の自分が違いすぎて、本当の自分の性格がよくわからない
・自分のことをもっとよく知りたい

この記事を読むと‥‥

・自分の性格が何タイプか分かるようになる
・「こう考えがちだから気をつけよう」のように自分の弱点に気づく事ができる

目次

タイプ論って?

ユング心理学のタイプ論

ユング心理学の『タイプ論』とは、人の心の中での考え方にはパターンがあると捉え、それを分類して系統ごとに分ける考え方です。

この考え方のパターンとは『人と話すのが苦手』のような得意不得意から、同じ本を読んだ時にどんな感想を持ったのかといったように、人によって違う事を含む幅広い範囲を指します。

ユング心理学のタイプ論では、最初に大きく2つに分類した後、それぞれを4つのパターンに分類します。

① 2つの分類

まず最初に大きく2つの項目に分類することができます。

この2つの分類とは『内向的』か『外向的』です。

物事の興味関心が、自分の外側に向かっている
 →外部に対して心を開いている、他者からの影響が大きい

ジューニン

この2つのどちらが良い悪いという訳ではなく、どっちに分類されるかという点の違いだけです。

② さらに4つに分類

先ほどの『内向的』『外向的』2つの分類と合わせて、さらに4つの分類をしていきます。
ここでの分類の仕方は、心が動いたときにどんな基準で動いたかという観点で分類していきます。

  1. 思考 – 論理的で客観的な情報処理を行う。
  2. 感覚 – 五感で感じたものを情報として受け取る。
  3. 感情 – 自分の感情が最優先される
  4. 直感 – 直感で感じたことを最優先する

誰でもこのうちのどれか一つが、メインの機能として働いているとされており、これが性格を形作っていると考えられています。

①と②の分類を合わせる

上で挙げた①の分類『内向的・外向的』と②の分類『思考・感覚・感情・直感』を合わせると、2×4で合計8パターンに分類することができます

外向的思考型

どんなことでも論理的に考える。社会的に成功することが大切だと考える。

外向的感覚型

自分の五感で周りを判断する。情報を集め自分なりのこだわりを持つ。

外向的感情型

好き嫌いがはっきりしている。グループのムードメーカー的存在

外向的直感型

外部からの刺激で閃いたことを大切にする。カンに優れている。

内向的思考型

物事について深く考え込む。自分の中で黙々と考える。

内向的感覚型

自分だけの世界観を秘めている。好きなことをとことん追求する。

内向的感情型

自分や相手の気持ちを尊重する事ができる。表には出さないが様々な感情を持っている。

内向的直感型

神秘的なものに惹かれる。周りの人から自分の考えが理解されづらいと感じる。

ジューニン

ボリュームが多くなってしまうので、
各タイプの詳細は別記事にまとめていきます。

また、ここで挙げた8パターンからさらに細かく分類分けできるので、そちらについても別記事で触れていきます。

まとめ

ユング心理学の『タイプ論』は、性格をある程度の型に当てはめて考えることで、自分の似たような人がどう考えるのか・どういう傾向があるのかを把握するのにとても便利です。

それぞれのタイプについての詳細は別記事でまとめていきますので、ご参考ください!

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