自分の性格を変えたい！
こう思ったことがある人は多いのではないでしょうか？
ジューニンちなみに私は雑談が苦手で、雑談が上手い人みたいになりたいと思って、性格を変えようと努力したことがあります‥‥
引っ込み思案な人であれば誰とでも楽しそうに交流できる人に憧れたり、コミュニケーションが得意な人であれば、つい話し込んでしまって時間が足りなくなる、など自分に何か足りないと思った時に『性格を変えたい』と考えることがあるとおもいます。
しかし、『性格を変える』というと、とても大掛かりだし、変えづらいことに聞こえてしまい、取り組むのも億劫になってしまうかもしれません。
アドラー心理学では、ここで言う『性格』と言うものを『ライフスタイル』と呼んでいます。
こうすることで、性格を変える→スタイルを変えるというようになります。
『性格』を変えると言うよりも、まだ変えることができそうなイメージになりませんか？
詳しく解説していきます！
こんな人におすすめ！
・自分の性格を変えたいと思っている人
・変えたいと思っていても変われない人
この記事を読むと‥‥
・アドラー心理学の考え方『ライフスタイル』について理解ができる
・自分が変わりたいと思う姿になるための手がかりがわかる
わたしたちの性格はどうやって形成されるか
性格とはどうやって決まる？
わたしたちの周りには、優しい人、怒りっぽい人、一人が好きな人、自分勝手な人など、さまざまな性格の人がいます。
このような性格はどうやって作られて、決まってきたのでしょうか？
日本心理学協会のQ &Aには以下のように書かれています。
性格は，自分のもともとの素質のうえに，そのときの環境の影響が加わってあらわれ出たもの
安藤寿康.”性格は遺伝で決まるって本当ですか？”.https://psych.or.jp/interest/ff-07/.日本心理学会
性格には元々の素質(親からの遺伝など)と、育ってきた環境の影響を受けるされていて、おおよそ50％が遺伝、残り50％が環境によるものとされています。
ライフスタイルとは？
『ライフスタイル』とは、一般的に『性格』と呼んでいるもののことをさします。
アドラー心理学ではこの『ライフスタイル』について、自分で選んだものだと考えます。
ライフスタイルは自ら選びとるもの
岸見 一郎,古賀 史健. 嫌われる勇気 (Japanese Edition) (p.44). Kindle 版.
これには、先ほどの性格のうち50％は環境の影響があるといっていたことも関係してきますが、最終的には自分で『性格』を選択したとしています。
トイロー自分で性格を選んだとは思えないけどなぁ‥‥
ジューニン場合にもよるけど、意識して選んだと言うよりも、無意識に選んでいたと言う方が近いかもね
ライフスタイルは変えられる？
アドラー心理学では、『ライフスタイル』はあくまでも自分で選んだものなので、もう一度自分で選び直すこともできると考えます。
つまり、ライフスタイルを選び直すことで、自分の生き方を自由に変えられると言うことです。ここが冒頭の「性格を変えたい」と言うところにつながります。
トイローいきなり『ライフスタイル』を変えると言われても、すぐに変わるのは難しいな‥‥
ジューニンどうして難しいと感じるか考えてみよう！
どうすれば変えられる？
結論から言ってしまうと、変わるための『勇気』が必要になります。
確かにいきなり「変えられる！」と言われても抵抗があるし、難しいと感じると思います。
変えた結果良くなる保証もないし、下手をすると今よりも悪いことが起きるかもしれないと考えると、思わず諦めたくなるかもしれません。
私も「雑談が上手になりたい！」と思い、色々な方法でできるようになろうと努力しました。
練習で身近な人の真似をしてみたり、本を読んで雑談のテクニックを学んだりしましたが、いざ実行しようとした時に「変な風に思われたらどうしよう‥‥」と怖くなってしまい、結局やらずじまいになってしまった経験があります。
その後に『嫌われる勇気』を読んでアドラー心理学の『目的論』を知ってからは、
ジューニン嫌われたくないから、ライフスタイルを変えないように決心したのか！
と気づくことができ、少しづつですが『勇気』を出して自分の雑談スキルを試すようになりました。
その結果、以前よりも人と話すことが苦ではなくなり、話すことが楽しいと思う機会が増えてきています。
まとめ
『ライフスタイル』を『勇気』を持って変えることで、今の自分の悩みを解決するきっかけに出会えるようになります。
また、他にもアドラー心理学には今の自分から変わるためのヒントがたくさん書いてあります。
よろしければ他にも記事を書いているので、参考にしていただけると嬉しいです！
