主体論って? 【分かりやすく、アドラー心理学について学ぶ】

ジューニン

そろそろご飯でも食べようか、ラーメンとかどうかな?

トイロー

本当は魚介が食べたいけど、付き合ってもらうのも悪いなぁ

トイロー

分かった、ラーメン食べに行こう!

ジューニン

おっけい! 駅前に美味しいところがあるから行こう!

トイロー

やっぱり魚介が食べたかったな‥‥

何か行動を起こしたり、決断しようしたとき、上の会話のようになってしまう事ってよくありますよね‥‥

ついついこんなこと言ったら、相手に迷惑になるんじゃないかと思って遠慮してしまって、後から後悔した‥‥なんて経験をした事がある人もいるんじゃないでしょうか?

アドラー心理学の『主体論』の考え方を活かせれば、このような後悔をする機会を減らすことができます。
また同じような後悔をしないためにも、ぜひ読んでみてください!

この記事を読むと‥‥

・主体論について分かる
・主体的に行動できるようになるための考え方が理解できる

目次

主体論とは?

アドラー心理学 5つの柱の1つ

アドラー心理学には、基本となる5つの考え方があります。下の表に書いてある項目が5つの柱です。

5つの柱ざっくり解説
主体論自分の人生は、自分で決める
目的論過去の出来事にとらわれず、理想を叶えるために行動する
全体論心と身体は繋がっている(別々になっている訳ではない)
認知論人は間違った思い込みをする可能性がある
対人関係論人間の行動全てに、『相手』がいる
アドラー心理学 5つの柱

主体論の考え方

主体論とは、アドラー心理学では以下のように考えています。

 全ての決定判断は、自分自身で行なっている


冒頭の例で言うところの、

トイロー

本当は魚介が食べたいけど、付き合ってもらうのも悪いなぁ


と考えているところについては、『自分の人生を自分で決めていない』と言えます。
なぜなら、自分が食べたいものよりも、相手が食べたいと言ってるものを尊重しているからです。

トイロー

でも決めていた時は、それでいいと思ったんだもん‥‥

なぜやりたいことができないのか?

では、なんで自分が食べたいと思っていたとしても、うまく相手に言い出しづらいのでしょうか?


それは『相手に嫌われないことで、その場での人間関係を良くしたい』と言う目的が最初にあって、それを果たせなくなってしまうからです。
心の中で『こんな事言ったら嫌われてしまうかも‥‥』とつい考えてしまう事はありませんか?

相手に意見を合わせる事でその場では丸く収めることができますが、場合によっては後々まで、そこで判断したことを後悔することになるかもしれません。


自分の人生の行き先を決めるのも、全てわたしたち自身です。
自分の人生を今後どう生きるのかを主体的に考えて行動することで、自分の理想としている生き方をすることに繋がっていくということです。

主体的
読み方:しゅたいてき

[形動]自分の意思・判断に基づいて行動するさま。「―な行動」

Weblio辞典

まとめ

『主体論』の考え方を理解にすることで、自分の人生を正直に生きることが出来るようになります。
アドラー心理学について理解するにあたり、基本となる考え方になってくるのでぜひ自分のものにしてください。

また、アドラー心理学について学ぶには、本を読むことが近道です。
おすすめの本を記事で紹介しているので、ぜひご参考ください!

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