アドラー心理学って難しそう‥‥
心理学ってなんか胡散臭い‥‥
とりあえず本は読んだけど、よく分からない‥‥
アドラー心理学は、有名な自己啓発本『7つの習慣』のベースとなっているくらい、大切な考え方が書いてあります。
わたしたちの人生を変えてくれるヒントになるくらい大切だと私は考えています。
心理学と聞くと専門用語がたくさん出てきて、それでつまづいてしまう事もあるかと思います。
私も、アドラー心理学を知るにあたり、最初に『嫌われる勇気』から読み始めましたが、
専門用語ばっかりで分からないよ!
と思ったうちの1人です。
まずは、この記事を読んでざっくりと内容を知ってもらう事で、アドラー心理学のイメージだけでもしてもらえたら嬉しいです。
この記事を読むと‥‥
・アドラー心理学のイメージがなんとなく分かる
・本で読んでみて、どこでつまづいたかが分かる
アドラー心理学について
アドラー心理学ってどういう事?
アドラー心理学の考え方をざっくり説明すると、こちらのようになります。
つまり、人間関係さえ良好であれば、悩みなんてないよ!と言っています。
アドラーという単語の意味
『アドラー』とは、この考え方を生み出した人の名前が由来となっています。
名前:アルフレッド・アドラー
生まれ:オーストリア🇦🇹
生没年:1870年〜1937年
・精神科医・精神分析学者・心理学者
・有名な心理学者の1人
・同じく有名な心理学者『フロイト』の共同研究者だったが、途中から考え方の違いによって決別した
・『アドラー心理学』はアドラーが提唱したのち、それを弟子たちが発展させたもの
アドラー心理学の基本的な考え方
アドラー心理学には、たくさんの知恵がつまっています。
一度に全てを覚えることは難しいと思うので、この記事では特に大切なところだけを抜粋して記載します。
他にも大切な考え方は沢山ありますが、
ここで挙げた以外の内容については、別記事で深掘りして紹介します
アドラー心理学の5つの柱
まず最初にアドラー心理学の基本となる5本の柱について説明します。 基本的な考え方は下に書いてある5つからできています。
5つの柱 | ざっくり説明 |
---|---|
主体論 | 自分の人生は、自分で決める |
目的論 | 過去の出来事にとらわれず、理想を叶えるために行動する |
全体論 | 心と身体は繋がっている(別々になっている訳ではない) |
認知論 | 人は間違った思い込みをする可能性がある |
対人関係論 | 人間の行動全てに、『相手』がいる |
詳しい中身は下記の記事に書いてあるよ!
勇気づけ
『勇気づけ』とは、ざっくり説明するとこのようになります。
相手が困っていて、何かしらのトラブルに直面して苦しんでいるとします。
苦しんでいるのは、それを解決する力が不足しているのではなく、トラブルに立ち向かう『勇気』がくじかれていると考えます。
しかし、『勇気』がくじかれているという事は、『勇気』さえ取り戻せれば立ち向かうことができるということになります。
『勇気』を取り戻すために、助け舟を出すことを『勇気づけ』と言いますが、
この時、相手と自分は対等だと考えることが大切になってきます。
これを横の関係と言います。
縦・横の関係性については、こちらの表を参考ください。
関係性 | 相手との立場 | イメージ |
---|---|---|
縦の関係 | 自分 > 相手 | Aさんは私より要領が悪い →相手のことを見下す |
横の関係 | 自分 = 相手 | Aさんは要領は悪いが、私よりも正確な仕事ができる →私と相手の違う所を受け入れつつ、対等だと考えること |
劣等感
周りの人と自分を比べることで「劣等感を感じる」とはよく聞きますよね。
実はここで言う劣等感とは自分の主観であると言う考えです。
説明 | |
---|---|
劣等感 | 自分自身で、『劣っている』と思う行為の事。 思っているだけなので、見方を変えれば成長のためのバネとなる |
劣等性 | 自分が『劣っている』点 |
要するに、考え方次第ということだね!
課題の分離
アドラー心理学について調べるきっかけは『嫌われる勇気』 を読んで、気になったからという方も多いのではないでしょうか?
実は、私もその1人です!
ざっくり説明するとこのようになります。
まとめ
アドラー心理学についての、ざっくりとした説明は以上になります。
ここで紹介したことは本当に一部分だけなので、詳しく知りたい方は以下の記事をご参考ください